2016年2月28日

東京五社めぐり 大國魂神社

 前日、忘れ物で断念した東京五社めぐりの大國魂神社にリベンジ参拝しました。

 社伝によれば、景行天皇41年(111)5月5日、武蔵国の護り神として
 大国魂神(大国主命)を祀ったのが始まりとされています。
 大化の改新以後、この地に武蔵国の”国府“が置かれて以来、
 ”国司”が祭祀を執り行っていましたが、平安時代に各諸神を合祀する
 「総社」と呼ばれるものが置かれ、武蔵国では、大國魂神社がその総社となました。
 さらに、平安末期には著名な六ヶ所の神社を合祀して
 「武蔵六所宮」と呼ばれるようになりました(本殿の両側に奉祀)。
 明治4年(1871)に武蔵総社大國魂神社と改称し現在にいたっています。
 毎年5月の例大祭、くらやみ祭りでは70万人の観光客で賑わうそうです。

社頭(大鳥居) 随身門
手水舎  手水舎の彫刻
 
 中雀門
 拝 殿  本 殿

 私は駅から歩いたので、西側から入って随身門の前に出ましたが、
 写真の鳥居は、南側に位置し、随身門にまっすぐ続く大鳥居です。
 随身門の外側に、手水舎がありますが、その彫刻の見事さに目を奪われました。
 明治30年に完成したものだそうです。
 また、境内には多くの神社が集められています(以下は一部です)。

宮乃咩神社(みやのめじんじゃ)
演芸の神、安産の神様。
創立は本社と同時代。
源頼朝の妻、北条政子の安産を祈願した
松尾神社(まつおじんじゃ)
寛政12年(1800)武蔵国の醸造家の懇請により京都の松尾大社より勧請された神社。
醸造の守護神であると共に開拓の粗神
水神社
創立年代不明。
社殿は嘉永2年(1849)のもの。
地下水を竜頭口より流しており、
御水取りに来る参拝者で賑わう。
東照宮
元和4年(1618)二代将軍秀忠の
命によって造営された。
市指定有形文化財
御朱印受付所 全国総社会 御朱印帳と注意書き
五社めぐり絵馬(通年同じ) 五社めぐり朱印
御朱印は、専用の受付所で
いただきました。
御朱印帳は、全国総社会のものが
置いてあるようで、いただいた御朱印にも
「武蔵総社」と入っています。

五社めぐりでもらえる絵馬は、
くらやみ祭りを題材にしたもので、
毎年同じ絵柄のようです。
御朱印

 お天気のよい日曜日で、近くでイベントや、結婚式も行われていました。
 参拝客も多く、地元に愛されている神社という感じでした。

<<前へ   次へ>>


inserted by FC2 system