2016年1月10日

東海七福神

 年初しか出来ない七福神めぐり。
 連続はどうかと思ったのですが、近場なら・・・と思って、
 第3弾は、旧東海道沿いの「東海七福神」を回ることにしました。
 逆順で回る方もいるようですが、パンフレットには品川神社からめぐるように
 書いてあるので、スタートは品川神社としました。

社 頭 大黒天像
   
 東海七福神の案内表示 拝 殿 
  十社めぐりで訪れた品川神社に再訪。
拝殿前にはお参りの行列が出来ていました。
普段は閉まっている宝物殿も開放中。
せっかくなので見学して来ました。
神社の御朱印は通常と同じものでした。
宝物殿   
   
 御朱印 東海七福神 御朱印 
正安1年 (1299年)創建とされる。
ご本尊の虚空蔵菩薩は木造で、
空海作と言われているそうです。
本堂内陣に阿弥陀如来三尊が祀られ
布袋尊が安置されています。
ご本尊と布袋尊の御朱印をいただきました。
旧本堂
御朱印 東海七福神 御朱印 

 一心寺は、安政2年(1855)に大老井伊直弼により開山したと伝えられています。
 御朱印は本堂でいただきました。
 江戸三十三観音と七福神めぐりの御朱印をいただきましたが、
 ご本尊の不動明王の御朱印もいただくことが出来ます。
 混み合っていたので、2種類だけいただきました。

山 門 本 堂
   
江戸三十三観音30番 御朱印  東海七福神 御朱印
鳥居と恵比寿像 本 殿
  荏原神社も再訪だったので、
七福神の御朱印だけいただきました。
古くから品川の総鎮守だった荏原神社は、
多くの神様が祀られており、
恵比寿さまも本殿に祀られているそうです。
鳥居の右手に進むと授与所があります。
普段は静かですが、
この時は外に臨時の受付が出来ていました。
 東海七福神 御朱印   

 荏原神社までは、駅周辺に固まっていましたが、品川寺までは少し歩くので、
 街道を行く・・・という感じになります。
 品川寺(ほんせんじ)は品川で最も古いお寺とのことで、
 かつては北条氏の支配下にあったため、武田信玄に焼き払われたこともあったとか。

山 門 本 堂
江戸六地蔵1番 大梵鐘(周辺には七福神の石像)
 
 江戸三十三観音31番 御朱印  東海七福神 御朱印

 御朱印は本堂内でいただきました。
 本当は、江戸六地蔵の御朱印も欲しかったのですが、混み合っていたので、
 江戸三十三観音と七福神の御朱印をいただきました。

 海雲寺は、品川寺に隣接しています。
 東海七福神には含まれていませんが、
 江戸三十三観音の番外となっているため訪れました。
 建長3年(1251)に開基。はじめは庵瑞林(あんずいりん)といい、
 海晏寺(かいあんじ)境内にあって臨済宗でした。
 慶長元年(1596)曹洞宗に改められ、寛文元年(1661)海雲寺になりました。

山 門 本 堂
えんの行者像 烏瑟沙摩明王
   
 平蔵地蔵   江戸三十三観音番外 御朱印

 古くは神明宮、諏訪社と称され、かつては両社とも東京湾に面し、
 立会川を挟んで並び祀られていました。
 天祖神社の創建は、建久年間の大井郷之図や来福寺の記録から
 西暦1100年から1190年頃に遡るとされています。
 諏訪神社は松平土佐守の下屋敷の海岸寄りにあり、
 江戸時代初期の寛永8年(1631年)以前の創建と思われます。
 両社は昭和40年に合祀され天祖・諏訪神社と称されるようになりました。

 本 殿 境内社 厳島神社 
こちらの福禄寿は、
「頭をなでてご利益をいただきましょう」と
添え書きがしてあり、
触ってご利益をいただくことができます。
福禄寿 木像   
   
 ご朱印  東海七福神 御朱印

 立ち寄り処: 坂本龍馬像

参考ホームページ:
立会川駅前通り繁栄会

立会川の駅前から続く商店街の途中に、
坂本龍馬の像があります。
立会川河口付近に土佐藩下屋敷があり、
龍馬は砲台の警護に当たっていたそうです。
当時20歳だった龍馬の姿を再現した像です。

 磐井神社は、敏達天皇の2年8月の創祀と伝え、1400年余りの歴史があります。
 江戸名所図解等に、「鈴森八幡宮」の名で記されています。
 境内の弁財天の社は、万葉集に笠嶋と詠まれており、笠嶋弁財天と呼ばれています。
 第一京浜沿いにあります。東海七福神は、これでコンプリートです☆

鳥 居 本 殿
   
 弁財天  大田区お宮めぐり
御朱印 東海七福神 御朱印

 昔この辺りは海でしたが、天生年中(1573年)、金色に輝く御神体が流れ着いて
 祀ったのが起源とされています。
 そのため、この社を寄来明神と称し、また寄来神社と称しました。
 明治元年に大森神社の社号並びに額面を賜わり、
 その後昭和7年10月大東京都実現の折に大森神社と公称するようになりました。

本 殿 大田区お宮めぐり
大田区お宮めぐりに入っていたため、
七福神めぐりの後に立ち寄りました。

御朱印は、本殿右手の
社務所でいただきました。
書置きでの対応でした。
御朱印

 本来は、全行程歩くのかもしれませんが、京急線沿いなので、電車利用も出来ます。
 私も、青物横丁(品川寺)~立会川(天祖諏訪神社)、
 立会川~大森海岸(磐井神社)は電車を利用しました。
 各駅周辺には商店街もあり、食事なども困らないと思います。比較的気楽に回れます。

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