2015年11月21日

徳川家康公400年御遠忌

 この日は、友人とバスツアーで世界遺産の日光山に行きました。
 この年、日光山では、徳川家康公の没後400年の御遠忌という行事を開催中。
 家康公を奉った東照宮では、記念の御朱印帳が出ていたので、
 一番の目的はその御朱印帳でした。
 祝日ということもあり、日光山は通勤ラッシュ時のターミナル駅のような賑わい。
 団体行動もしないといけない中で、中々思うような写真が撮れなかった点はご容赦を。

 団体ツアーということもあり、「堂者引き」というガイドさんがついてくれました。
 最初に訪れたのは、輪王寺の金堂(三佛堂)。残念ながら改修中です。
 その名のとおり、3体の仏様が祀られています。
 中に入ると、100年に一度の特別な権現札なるものが紹介されまして、
 「100年に一度なので、一生買い替える必要がない」という売り文句に誘われ、
 思わず購入してしまいました。

金堂(三佛堂) 入口の風神・雷神像

 三佛堂の御朱印は、裏手にある護法天堂でいただけるそうなのですが、
 団体行動では行くことになっていなかったので、
 三佛堂の御朱印はいただけませんでした。

 次に訪れたのは、三佛堂の北側にある護摩堂
 こちらでは、御朱印をいただくことが出来ました。
 五大明王が祀られているので、五大尊と書かれています。
 こちらでは、四本龍寺(下野三十三観音3番)の御朱印もいただけたようですが、
 情報不足でもらいそびれました。

護摩堂(朱印は左手の授与所) 護摩堂 御朱印

 護摩堂から、東照宮に向かいます。
 日光の代名詞ともいえる東照宮は、一番混雑していました。
 写真を撮るのに夢中になっていたので、
 せっかくの堂引きさんの説明をあまり聞けず(^^;
 その上団体からはぐれそうになって焦ったりしました。。。

社頭と石鳥居(重要文化財) 五重塔(重要文化財)
仁王門(重要文化財) 三神庫(重要文化財)の上神庫
   
 神厩舎(重要文化財)  三 猿

 有名な三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)は、神厩舎という建物にあります。
 文字の通り、神馬をつなぐ厩(うまや)で、猿が馬を守るとされていることから、
 猿の彫刻が入っているのだそう。
 人間の一生を風刺して描いた彫刻で、子供の猿が成長し、再び子供を産むという
 一周してまた話がつながるようになっています。

手水舎(重要文化財) 陽明門内の壁画
 
 陽明門は改修中
 
 眠り猫(国宝) 唐門 (国宝)
   
東照宮御朱印(400年式年大祭) 400年式年大祭 御朱印帳 

 陽明門は改修中でしたが、
 普段は見られないという内部の壁画が公開されていて、撮影も可能でした。
 左甚五郎作と言われる眠り猫は、奥宮に続く坂下門のところにあります。
 眠り猫だけ見て、奥宮には行かないコースとなっていました。
 奥宮にも、御朱印があるのですけどね。
 東照宮の御朱印は、陽明門を入って右手の授与所でいただきました。
 お目当てだった限定御朱印帳もGETできました。

本地堂(薬師堂) 本地堂 御朱印

 東照宮の敷地内にある本地堂は、薬師如来をお祀りしていて、
 ややこしいことにお寺です。
 徳川家康公が薬師如来の化身であると考えられたことから、お祀りされたそう。
 天井画の龍の口のところで拍子を打つと、龍が鳴くように響く鳴龍で有名です。
 御朱印は、出口のところでいただけます。

二荒山神社は、
見学コースに入っていなかったので
鳥居を見ただけ・・・。

参集所で7種類の御朱印がもらえるようです。
拝観料はかからないですが、
御朱印代は1件/500円です。
社 頭

 大猷院は3代将軍徳川家光公の廟所(墓所)です。
 こちらで今年特別に公開されている家康公のお位牌が見られるというのが、
 このツアーの目玉の一つでした。
 仁王門の前にある拝観料を払う入口で、御朱印がお願いできるので、
 見学の前にお願いしました。
 「(御朱印が書きあがるまで)30分くらいかかるので、
 ゆっくり見て来て下さい」と挑戦的に言われましたが(^^;
 お坊さんの説明を聞いたりして、ちょうど30分くらいの見学時間でした。

仁王門(重要文化財) 展望所から観た石灯籠
夜叉門(重要文化財) 拝殿入口
   
拝殿・相の間・本殿(国宝)  皇嘉門(重要文化財)

 仁王門から階段を上って行きますが、
 途中にある展望所からは沢山の石灯籠が見えます。
 この灯篭は、10万石以下の大名からの献上品で、
 当時は10万石以下の大名は二天門(写真にはありませんが、
 仁王門と夜叉門の間にある)から先には入れなかったとか。

大猷院では、前述の特別公開中だったお位牌の他に、
狩野探幽(かのうたんゆう)の描いた唐獅子、
家光公が着用した鎧なども見ることが出来ます。

皇嘉門は金閣殿とも呼ばれる拝殿から
右手に出た所にあり、その奥に家光公のお墓があるそう。

入場口の窓口に戻って、
頼んでいた御朱印を受け取りました。
御朱印

 日光山の見学はこれで終了でしたが、集合時間まで少し間があったので、
 大猷院近くの常行堂にも入ることが出来ました。
 比叡山延暦寺の「にない堂」に模して建立された建物で、
 御本尊は宝冠五智阿弥陀如来です。
 御朱印は出入口付近でいただきました。書置き対応でした。

常行堂 御朱印

  立寄処 : 華厳の滝

バスツアーでは、華厳の滝にも立ち寄りました。
日光山と同じく、超有名スポット。
心霊写真が撮れると言われていたりもします。
滝つぼに降りるエレベーターは有料で550円。
私は、上の展望台から見るだけに留めました。
エレベーター周辺には、売店がたくさんあって、
軽食なども提供しています。
寒かったので、すいとん等食べてみましたが・・・。
格別感想はないです(すみません)。
野生の猿が見られたのはちょっと嬉しかったです。

 工事中だったり、周りきれなかったり、色々と心残りはありますが、
 節目の年に行けて良かったです。
 次行く時は平日に行きたいです。

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