2015年10月13日

川崎大師

 二日続けて歩き回ったので、今日は大人しくしていようかと思っていましたが。
 天気が良かったので、1か所だけ・・・と思って川崎大師に行くことにしました。 
 川崎大師は自宅から比較的近く、これまでも2度ほど訪れたことがありました。
 早めに再訪したかった理由は、玉川八十八ヶ所の1番札所になっているからです。
 玉川八十八ヶ所は、その名の通り多摩川周辺の札所巡りで、
 自宅から近いので、いつでも巡れるようにスタートしておきたかったのです。

   
 大山門  大本堂

 「川崎大師」というのは通称で、
 正式には「金剛山金乗院平間寺(へいけんじ)」と言います。
 御朱印は、大本堂の中でももらえますが、
 玉川八十八ヶ所の御朱印は、本堂の外に出て、
 本堂に向かって右手の窓口(護持志納受付所)でいただきます。
 現地では「4カ所で御朱印がいただけます」と掲示されていましたが、
 本堂でしかもらえない「関東八十八ヶ所/特別霊場」「東海三十三観音/33番」と、
 護持志納受付所でしかもらえない「玉川八十八ヶ所」があるので、
 実際は5カ所になります。

大本堂の御朱印 玉川札所の御朱印
京浜四大本山巡り朱印帳 玉川八十八ヶ所霊場納経帳

 護持志納受付所の窓口で、玉川の御朱印をお願いした時に、
 「京浜四大本山巡り朱印帳」を見つけて思わず購入。
 玉川の納経帳は、御朱印をお願いすると無料でいただけます。
 厚紙の表紙と、綴じ紐と、札所の一覧のセットになっています。

 境内でひときわ目立つ五重塔などを眺めて散策しながら、不動堂に向かいました。
 不動堂の向かいには、弘法大師像もあり、
 「健脚にあやかるよう献水しましょう」とあったので、お水をかけてお参りしました。  

八角五重塔
公開日:4~12月の第一日曜日と毎月21日
弘法大師像

 不動堂では、お堂の中でお参りした後、中で御朱印がいただけます。
 「ご朱印お願いします」とだけいうと、武相不動尊霊場/1番の御朱印がいただけます。
 関東三十六不動/7番の御朱印も言うといただけるようです。
 武相不動尊の専用御朱印帳(有料)もおいてありましたが、
 この日はもう玉川をもらったのでスルーしてしまいました。

不動堂 ご朱印(武相不動尊)

 不動堂の隣の福徳稲荷堂にもお参りして、さあ次の御朱印を・・・ということで、
 薬師堂を目指しました。
 川崎大師は3度目でしたが、薬師堂ってあったっけ?という感じで
 地図を頼りに向かうと、途中「やすらぎ橋」という赤い橋があります。
 橋の向こう側には、釈迦如来像も。
 橋を渡って右手に進むと、今までとはガラリと雰囲気の違うインド風寺院が! 

 福徳稲荷堂  やすらぎ橋

 広場や休憩所もあり、開放的な雰囲気です。
 お参りして御朱印をお願いしたら、
 「しおりを作りながらお待ち下さい」と言われました。
 自分の干支の守り本尊のしおりを好きな色の紐で作ることが出来ます(無料)。
 写経や彩色仏画(仏さまのぬりえ)体験も、予約なしでできるようでした(有料)。

 薬師堂 しおりをいただけます 
最後の「祈祷殿」に関しては、
境内図を見てもわからなかったので、
薬師堂で場所を聞いたら、
地図を下さって
丁寧に教えていただきました。 
「祈祷殿」は、境内にはなく
離れた場所にあって、
歩かなければいけません。
その前に、もう少し
境内を見て回りました。
御朱印

 不動堂で、「綺麗なので見て行って下さい」と勧められた経蔵へ。
 平成16年に建てられたそうで、釈迦如来が奉安されています。
 また、大山門の右手にある、聖徳太子堂と清瀧権現堂にもお参りし、境内を出ました。

経 蔵 聖徳太子堂(年祭り:2月22日)

 山門を出て、仲見世を過ぎたら、川崎大師駅とは反対の方へ向かいます。
 すると、看板が要所に立っていたので、看板に導かれながら向かいました。

案内の看板 自動車交通安全祈祷殿

 大師線の踏切を渡って進むと、幹線道路沿いに、目立つ建物が。
 祈願殿もインド風の大きな建物でした。
 広い駐車場を横切って本殿にお参りした後、
 建物の左手にある窓口で御朱印をいただきました。

一通り参拝が終わり、
帰りは「東門前」の駅から大師線に乗りました。

1か所だけ・・・と言っても、
川崎大師のような大きなお寺だと、
かなりの充実感でした。

今回は素通りでしたが、咳止め飴や達磨が並ぶ
仲見世散策も楽しいです。
御朱印

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